サービス業においては、コロナ禍での外出自粛や休業要請を経て営業が再開となった後も、感染症防止対策の業務負荷が増加しています。そのようななか、SaaSベースの業務・経営支援ソリューション「Air ビジネスツールズ」のひとつ『Airレジ』(POSレジアプリ)は、会計・売上分析などの機能が3密を回避できるツールとしても店舗運営に活かされています。東京都高円寺の銭湯「小杉湯」は、2019年に導入して以来、感覚と手計算に頼っていた売上やアメニティ在庫の管理をデータで可視化し、経営改善に役立ててきました。コロナ禍では、来客数データ(図)をSNSで発信することで、混雑回避と混雑状況問い合わせの対応数削減に寄与しました。
クレジットカードやQRコード*1などさまざまな決済方法に対して、iPadまたはiPhoneとカードリーダー1台で対応できる『Airペイ』もまた、コロナ禍での店舗運営に貢献しています。東京都早稲田のミニスーパー「こだわり商店」では、60代以上のお客様のキャッシュレス決済が、コロナ禍以前に比べ倍増しました。これにより、現金を介した接触機会や会計時間・手間を減らすことができただけでなく、本来のサービスに集中できるようになったという声も。また、神奈川県の「小谷医院」では、『Airウェイト』を活用してウェブサイト上でのオンライン受付や待ち時間情報の公開、待合室での順番ディスプレイの設置を開始。患者さんがオンライン上でリアルタイムに受付可能な時間枠や待ち状況を確認できるため、待合室の混雑回避や、順番待ちのストレス緩和にも役立っています。
図
関連動画
*1 QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です